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操られて見る真ん中・XG hypnotize震えて考察⑧

HYPNOTIZE 震えて考察シリーズ|第8回

初めての方はこちらへどうぞ→#セイレーンが誘う深淵で全てが始まる・XG hypnotize震えて考察①|JURIA、JURIN、CHISA、HINATAは誰?

横軸と縦軸

ヒプノタイズ歌詞は、初見の印象から様々に、ヒュプノス読みも出てきて、多面的な横の広がりを見せたかと思うと、その印象は2人のリアルへと世界観が転換し、180°景色が変わる表裏の反転、圧倒された過程を経て、そして、本質的な愛へ辿り着く…

その​様々に変わる景色に触れるたび、私たちは知らず知らずのうちに、この楽曲のさらに深淵へと、縦に深く深く潜っているんだと、これは深度だと、肌で感じる。

ミステリアスな印象と深く純粋な愛、その狭間には、深くなってゆく深度がある…

この感じ、MVとリンクしている。

歌詞解釈から得た気づきが、MVの深みで《こっちへおいで》と呼んでいる気がします。

歌詞に渦、MVに渦。

歌詞には、《Swirling》渦巻きという言葉があって、MVでは、渦のビジョンが多く出てきます。キーワードの1つは、渦に間違いありません。

それなら念の為にと、(あるいは、吸い込まれるように)MVの再生時間の真ん中を見てみようと思い立つ。

真ん中に渦が存在するのであれば、それは現象として確実に渦だから。

そして、渦の構造は、台風の目のように、激しい回転の中心に静かな軸が存在します。この軸は、必ずしも均等な半径の中心に位置するとは限りません。また、渦の形が見えるのはその軸の周り、半径のある場所です。
なので、MVの真ん中あたりに、何か静かな1点があれば、それは渦の軸、軸の周りに渦の形が見えれば渦ということです。

​MVは、3:10になる瞬間に終わるので、MVの中心は、1:35になる瞬間です。

1分35秒台は渦を表現するようなダンスシーンがあり、1分34秒台はたくさんの螺旋や渦のビジョンがあります。

その狭間。
コマ送りでしか捉えられない1フレームに、真っ暗なビジョンがありました。これが、渦の軸では。
渦の軸の1コマ前は銀河の渦のビジョン。
渦の軸の1コマ後は渦巻き状の形の真ん中にXGがいるビジョン。

MVの中心に軸があり、その周りに渦の形が見えたということは、MVの真ん中に渦が存在している、と言えると思います。

そして、​真ん中が渦なら、その現象全体が渦。


つまり、MV自体が渦、というわけです。


仕掛けが止めどなく押し寄せて、吸い込まれるようで、もはや仕掛けが、渦。

しかも、渦の画像の多さにどうしても渦に注目して、真ん中に目が行くように仕向けられて、まるで操られている感覚。

けれど、さらなる深みが待っている気がして、この感じのまま、キーワードとともに進みます。



MV=渦

アポロンがミノタウロスを催眠術にかけたペンダント

アポロンCHISAの揺らすペンダントによって、ミノタウロスは催眠術に落ち、深く癒されました。
ミノタウロスはペンダントの何を見て催眠術にかかったのかというと、そのペンダントの模様、渦です。

そして、渦=MV。
つまり、ミノタウロスは、このMVによって深く癒えたということ。

XG、美しい声、ダンスパフォーマンス、瞳、表現…このMVの全てによって。

このことから、渦ペンダントの催眠術でありメッセージはこんな風ではと思う。



XGの音楽に身を委ねてみて。
XGが、心の底から君を癒やすよ。
音楽、パフォーマンス、声、目…全てで。



ほんとそう…もう癒されてます…XGの全てに。

​そう、既に。

実際、すでにXGの音楽に癒されているということは、実際、XGのヒーリングが実行されているということです。
つまり、歌詞考察での、あの読みが当てはまる。

歌詞の中で彼女が、彼を心の底から癒そうと具体的に実行している時、根底にあったのは、

深く癒してあげたいと思う真心。
生きていてほしいという切実な願い。
自分が相手を癒やすという自信。
諦めない心。希望。
夢、優しさ、ユーモア、笑顔、覚悟、絆。
本質的な愛。

愛の本質がそこにありました。

つまり、XGが私たちを癒やそうとして、既に私たちがそれを実感している時、その根底にあるのは、

XGの真心、願い、自信、希望、夢、優しさ、ユーモア、笑顔、諦めない心、覚悟、絆…
(XGが見せてくれていた一つ一つが思い浮かびますが)

ここには、XGの本質的な愛がある、ということ。

実際、XGからいつも感じるのは、その輝きの力強さ、大きさ、そしてその純度。

上辺のものではなく、そうした本質的なものが、本質に根ざす思いや過程や人となりが、その大きさ強さが、真ん中にあってエネルギーや光を放っているから。

XG。
とてつもないエンパワーメント集団。
いつだって心に力や気付きをくれる、何かを呼び覚ましてくれる、その理由が、根っこが、熱く胸に迫ります。

なんなのか、ヒプノタイズ、たくさんの気付きをくれます…メッセージ1つや2つじゃない…

そして、光といえば、真ん中といえば…

スポットライトに照らされた冠のないCOCONAが、もう一つの意味で、真ん中かもしれません。


冠のないCOCONAについて

MVでのXGの衣装は、ギリシャ神話の神秘性を表すような、ごく淡いパステルカラーを基調としています。けれどそれは、COCONA以外のメンバーの衣装のこと。

COCONAの衣装だけは、濃い紺色をメインとしています。

ただ一人、COCONAを際立たせている。
何かを強調して。

例えば、COCONAの冠のない謎の役が、冠のある役(hypnotize考察②参照)の色を凌ぎ塗り替えるほどの、重要な何か。HYPNOTIZEの鍵のような。
そんな気がして、謎の役の真相が動き出すのを待っていました。

そして、〝真ん中〟について気になりだした時に、なんとなく、冠のないCOCONAも、真ん中あたりにいる感じがする。(ついでに言うと、螺旋階段と蛸のような正体不明Xも。)

では、何の真ん中なのか。
先程、MVという〝ヒプノタイズの映像作品〟の真ん中には、渦がありました。

なんとなく予感がするのは〝このHYPNOTIZE〟の真ん中。
このHYPNOTIZE(催眠)は、この深海での出来事。

楽曲終わりのHYPNOTIZEのロゴは、ヒプノタイズの深海の水の揺らめき、深海から浮上した後に滴る深海の名残のような表現です。

つまり〝このHYPNOTIZE〟の終わりは、このロゴが消える瞬間とすると、


このHYPNOTIZEの真ん中こそ、冠のないCOCONAでした。


そして、この時のCOCONAのスポットライトは、今まで私たちを導いてきたように、それを照らしています。

そう。冠のないCOCONAは、主題。

HYPNOTIZEの鍵の1つということで間違いありません。
では、冠のないCOCONAは、何を意味しているのでしょうか。