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猫の知覚過敏症って何?

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過敏症について知っていれば、最初からもっと気をつけることができて、長引くこともなかったのではという思いから、猫の知覚過敏症はどういったものかまとめてみました。

知覚過敏症の症状

  • 皮膚がびくびくと波打つ
  • 過度なグルーミング(掻いたり舐め続ける)
  • 自傷行動
  • 触られるのを嫌がる(だっこも)
  • 瞳孔が開く(黒目が大きくなる)
  • 一点を見つめる
  • 急に走り回る
  • 過度になきつづける
  • 興奮
  • 過敏
  • 攻撃行動
  • 過度に暴れる
  • 過度に隠れる

知覚過敏症の原因

過敏症の原因は不明とされています。

過敏症を引き起こす要因として、ストレス(不安感や恐怖)が関係していると考えられる場合や、アレルギー、皮膚炎、てんかん、神経疾患、外傷など疾患が関係していると考えられる場合もあります。また複数の要因が関係していると考えられる場合も。

治療方法

原因が特定されておらず明確な治療方法は確立されていませんが、要因として病気が関わっているようであればその病気の治療、ストレスが関わっている場合にはストレスを緩和する対症療法で回復を目指します。

ストレスが関わっているときにはまず環境改善から、猫ちゃんに合ったストレス対策を

基本的なことではありますが

  • トイレをいつも清潔に
  • 新鮮な食事や水を清潔な器で与える
  • 居場所の用意(高い所や日当たりの良い所、落ち着ける所、隠れられる所)
  • 猫のタイミングで甘えられる(無理強いしない)
  • 遊びで適度なコミュニケーションとストレス解消

その子にとってのストレスが過敏症発症のきっかけだったり、そのストレスによる不安感や恐怖がとても大きくなり過敏になっている状態。

  • その子にとってストレスになることを避ける

病院の先生に出して頂きこれなしでは↓

そしてこれもとても大事と思いました↓

  • 飼い主の不安や心配を見せないようにする(猫に伝わるので)

病気が関わっているようであれば、その病気の治療を

要因として疾患(皮膚、筋骨格、てんかん、アレルギーなど)が関係していたり、また疾患が複数絡み合う場合も。その場合にはその病気の治療が必要となり、その判断のためにお医者様に相談することは大事と思いました。

知覚過敏症候群|亀山動物病院 猫の知覚過敏症候群|子猫の部屋

うちの子の場合

愛猫は過敏症の症状のうち攻撃性のある行動以外全てで、特に過剰グルーミング(後ろ足で掻きむしる行為)がひどく、直径8㎝程まで出血脱毛が広がってしまいました。ストレスに気をつけることとジルケーンで脱毛が治るまで1ヶ月、食欲不振と特発性膀胱炎と過敏さは8ヶ月かけてゆっくりと良くなってきました。

1度発症すると少し安定したと思ってもストレス(苦手な掃除機花火工事の音などなど…)があれば過剰グルーミングでハゲを作ったり、食欲不振や特発性膀胱が出てぶり返したりの日々でした。

脱毛症状のことや脱毛が治っていく過程とジルケーンについて↓

筆文字やイラスト無料素材帳ふでちょのアイドルの犬と猫が雲に乗っている画像 愛猫の知覚過敏症と脱毛症状のこと


人が思う以上にストレスが猫の体に響き、直結して症状に出るのが側で見ていてわかります。


子猫のときに出会い、これ程怖がりな子は初めて見ましたが、元々過敏な子繊細な子はストレス性の症状が出やすいということなので、初めから気をつけてあげることができれば予防になったのではと切実に思います。

そういうタイプの子ですが、苦手なストレスがなく安定しているときは、今では問題も症状もなく暮らせます。
穏やかな顔しておしゃべりでいたずらっこで甘えん坊な部分をたくさん見せてくれます。
幸せな顔して暮らしてほしいです。

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