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ジルケーンってどうなの?成分や与え方、実際に長期服用した感想口コミ

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効き目はゆっくりですがこんなに効果のあるものはお目にかかったことがありません。

病院でいただいたジルケーンですが、愛猫に与えるとき、どういった製品か、成分、副作用、即効性はあるのか、効果はどうなのか、口コミなど色々調べました。

そういったことがまるっと分かるように、このページではジルケーンの成分や与え方、副作用、実際長期的に服用してみた感想や効果、即効性、飲ませる時間についてまとめました。

ジルケーン製品成分

α-カソゼピン(トリプシン加水分解牛由来カゼイン)
マルトデキストリン
ステアリン酸マグネシウム

  • フランスでこだわり肥料飼育された牛の乳由来
  • 不安や興奮を和らげ気持ちを落ち着かせるミルクたんぱく質が主成分
  • ラクトースや保存剤不使用
  • ラクトース(乳糖)を分解する酵素ラクターゼが少ないと下痢をしてしまう。ミルクからラクトースは取り除き、不安に効く成分カソゼピンを抽出し、主成分に。

主成分のα-カソゼピンって何?

  • 母乳に含まれる成分
  • ミルクタンパク質のカゼインをトリプシン加水分解した特定のペプチド
  • α-カソゼピンの抗不安作用によりストレス(不安や恐怖感)を軽減する

与え方

カプセルの中身はパウダータイプで水に溶けやすく作られています。カプセルを開けてごはんに振りかけたり、チュールに混ぜて与えることができます。
子犬や子猫にも安心して与えられる形状と成分です。

愛猫はチュールに混ぜると食べます。当初は警戒して食べてくれないこともありましたが、今では美味しい何かと思っているようでジルケーンの蓋を開けるとスリスリ。

ジルケーンは75mgと225mgの2種類あり、わんちゃんねこちゃんの体重によって与え分けします。

体重(㎏)ジルケーン(一瓶30粒入り
~575mg 1日1カプセル
5~1075mg 1日2カプセル
10~15225mg1日1カプセル
15~30225mg1日2カプセル

副作用

牛乳由来のたんぱく質が主成分で、副作用なし。

愛猫に与えていて、ちょっと不安に思ったこともありましたが副作用なく2年以上与え続けています。

ジルケーンを使ってみて、効果や即効性は?

どんな効果があるのか

ストレス(不安感や恐怖感)の軽減
元々不安感の強さを持っている子、ストレスからきている症状(特発性膀胱炎、食欲不振、分離不安症、知覚過敏症、夜鳴きなど)の原因ストレスの軽減に。災害時のペットにも役立ったそうです。

症状に直接効くというよりは、カソゼピンの抗不安作用で症状の原因のストレスを軽減し、徐々にストレス性の症状も軽くなる印象です。

効果が出るまでどのくらい?

うちの子の場合、知覚過敏症の掻きむしる行為が酷かったのですが、掻きむしりによる直径8cm程の出血脱毛が服用1ヶ月で良くなり、知覚過敏症のその他の症状、特発性膀胱炎、食欲不振等は長期服用し続け、今ではそれぞれの症状が軽くなっています。

ジルケーンの効果もさることながら、不安感が強くストレスで症状が出ている子には原因となっているストレスを減らすストレスケアを同時にしてあげることが大事とも思いました。

それにしても効き目はゆっくりでしたがこんなに効果のあるものはお目にかかったことありません。人間用はないのかしら。

即効性は?

うちの子の場合、1日や2日目で効くというような即効性は感じませんでした。全ての症状は上記のように長期的服用で少しずつ少しずつ良くなってきた感じです。

与え始めてから2週間経った頃から、とある即効性を感じるようになってきました。服用して数時間後に落ち着き、落ち着き方も強弱あり、時々、一時的に数時間落ち着くというような即効性です。

口コミで見ても、すぐ効く子もいたり効かなかったり相性があるようです。

2年以上服用した今では、症状が軽くなり、必ず数時間後に落ち着く即効性を実感しています。

愛猫の場合は、症状が重いときは効果も出にくく、症状が軽くなるにつれジルケーンの即効性や効果が分かりやすくなってきたという印象です。

症状全体には効果が出るまで長い目で見てストレスケアも地道にして付き合っていくのが結局一番の近道のように思います。

飲ませる時間は?

飲ませる時間に指定はなく、自由です。

愛猫の場合、当初食欲不振で何か口にする時すなわちジルケーンチャンスだったので時間は選べず。しばらくしてチュールなら時間操作できるようになり、ジルケーン入りチュールを夜に与えると、夜中の掻きむしり行為が減ったか、出血脱毛の広がり方が少し落ち着きを見せ始め、なるべく夜に飲ませるようにしました。

でも、21時に飲ませても早々に落ち着きタイムが終わり、夜中に興奮&夜鳴き&粗相(&掻きむしり&…)の日々も。与える時間を調節したり一喜一憂もしましたが、飲み続けていればよしとしました。

今では症状全て軽くなり、だいたい21時に与えれば数時間後に落ち着き始め、そのまま就寝してくれるようになりました。同じ時間に同じ量を与えても反応が違うのは、やはり症状の重さや体調によると思います。

その子の症状の特徴に合わせて、飲むのに適した時間を見つけてあげられるといいかもしれません。時間が合えば一番ですし、そうでなくても続けて飲むことでストレス軽減に繋がります。

同じくミルク由来成分配合のヒルズ c/d マルチケアコンフォート

猫に必須の下部尿路の対策もしながらストレス緩和対策もできる総合栄養食。

ストレスケア成分のミルクタンパク質配合です。
ドライ、缶、シチュー缶、パウチと種類があるので猫ちゃんの好みに合せて選べます。

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